エクセルの代わりになる無料の表計算ソフト。
このソフトはインターネット上のサービスを利用するものではなく、プログラムをパソコンにインストールして使うタイプのものです。自分も現在この2つを使っています。
▼WPSオフィス
無料版と有料版がありますが、自分は無料版をスマホでもパソコンでも使わせてもらってます。
どこまでの機能を求めるか人にもよるでしょうが、自分としては無料版で機能的には十分です。
ただ無料版ですと、やはりたびたび有料版に切り替えるような案内が出ます。パソコンでしたらこういった形で、その下はスマホでの有料版への案内画面です。

スマホの場合、特に便利な機能は、何十というセルを選択する場合、最初に1つセルを選んでから、別のセルを指で長押しするとその範囲が全部選択できることです。
よくありがちなフィルハンドルをドラッグしなければ複数のセルを選択できないタイプとは違います。自分の場合、表計算ソフトはスマホではこれ一択です。
新旧のエクセルファイルを扱えます。両方のエクセル形式でも保存できます。エクセルとの互換性は高いです。
▼LibreOffice
OpenOfficeの後継版のソフトです。パソコンでは自分はこれをメインに使っています。
このソフト独自の保存形式もありますが、上のWPSオフィスと同様に新旧のエクセルファイルを扱うことができます。ただし保存はエクセルの旧ファイル形式だけのようです。
こちらは保存画面です。

自分は仕事で使うわけではないので、このソフトの独自形式のファイルで保存して使っています。
ただちょっと不便と感じたところが2つほどありまして、1つは勝手に画面に点線が入ることです。こんな感じです。
これは印刷の範囲でもありませんし、線の種類を指定したわけでもありません。

この点線は設定で消すことができます。
ツール→オプション→LibreOffice Calc
で「改ページ」のチェックを外すとこの点線が表示されなくなります。

それからもう一点ですが、テキストを貼り付ける場合、1つの文章でしたらすんなり貼りつくのですが、改行が入っている複数の文章を貼り付けようとするとこういった画面が出ます。

数行の文書を貼り付けようとするたびに毎回こういった画面が出るので毎回OKを押さなければなりません。それが非常に手間です。
それ以外は、優秀なソフトのように思います。

