在職中に死亡する人が多い業界

昨日まで普通に一緒に働いていた人が今日死亡したということはどこの会社でもよくあることでしょうが、タクシー業界の場合、特にその数が多いように思います。

勤務形態がきついからというのではなく、社員の平均年齢が高いせいです。自分のいる会社でも社員の平均年齢は60歳以上です。

今年のことを言えば、勤務中にタクシーの中で死亡していた運転手の人がいます。

船員のお客さんを港まで送って、お金を受け取ってそのお客さんが降りたにも関わらず、そのタクシーがいつまでもドアを開けっぱなしにして港に停まっていたので、船に帰ったその船員さんが不審に思って再びタクシーに近寄って中の様子を見てみると運転手の人がもうぐったりとしていたそうです。
すぐに救急車呼んだのですがすでに死亡していた状態でした。

タクシーの中にはドライブレコーダー付いていて中の様子も録画されていますがその様子を見たところ、死亡した瞬間も写っていました。

お客さんが降りた後「ああっ!来た!・・やばい‥!」

と、運転手の人が声を上げ、そのままぐったりとなって亡くなったようです。死因は急性心筋梗塞と聞きました。

また同じく会社の同僚で具合が悪いというので病院に行きましたら、癌の末期状態ということが判明し、 その社員はもう自分で職場復帰のめどがないと悟ったのか、その日のうちに休職ではなく退職しました。

2ヶ月ぐらい後にその人が亡くなったと聞きました。

また1人暮らしの社員で何日も出勤してこないの社員がいたので不審に思った管理職の人が実際に家に行ってみたら、そこで死亡していたという事例が自分が聞いただけでも3件ありました。

自分と最も仲の良かった運転手の人は勤務中に中央分離帯に突っ込んで事故死しました。遠くに行って帰ってくる最中で、緩やかなカーブだったにも関わらずハンドルを切らずに中央分離帯に突っ込んで車が空を飛び路肩に落ちるような大事故でした。

その事故を起こしたタクシーは、直前に一台の車を抜いており、抜かれた車の運転手の人の証言ではその人自体80km/hぐらい出ていて、それを追い抜いた後、中央分離帯に突っ込んだらしいです。

はっきりとした原因はわかりませんが居眠りか、何らかの原因で意識がなかったのだろうということでした。

その他にも在職中に大きな病気を発見されて、入院から死亡、あるいは勤務中もしくは通勤の途中で事故死など、 自分はこの業界に入って17年ぐらい経ちますが、その間に自分と親しかった人で死亡した人は18人くらいになります。

昨日喋った人、あるいはさっきまで元気だった人が突然亡くなるというのは非常にびっくりします。

もちろん人間いつかは死にますし、自分もいつまでも生きているわけはありません。
ある程度年齢に入って色んな人の子を見ていると、今日1日無事で終わったことに随分と感謝するようになりました。

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