生まれ変わりを説明する仮説

前世の記憶を持ったまま生まれてくる人の話は多い。もちろん、赤ん坊の時から話せるわけではないが、その子が4歳とか、7際になった時、突然自分の前世を語り始める。

「自分はどこでどういう死に方をした○○だ。」
「自分の家の周りの様子はこうだった。」
などである。

あるいは自分が住んでいた町の名前を言うので、両親が調べてみると、それは50年くらい前の地名であって、確かに過去に実在はしていたものの、こんな子供がそんなことを知っているはずはない、というような例である。
また、突然外国語をスラスラと話し始める子供もいるという。
世界には本当に魂が生まれ変わったとしか思えない事例がいくつも存在する。

この生まれ変わりを説明する仮説がある。
人間の脳内には記憶を司(つかさど)る物質が存在しているという。この物質は仮に「幽子」と名づけられている。幽子は別に幽霊の正体という意味ではなく、ちゃんと重さを持った物体である。

人間が死亡すると、この幽子が脳内から離れ、空中に放出される。幽子とは即ち「その人の記憶」のことである。この幽子が子供の脳に入り、その結果死者の記憶がその子供によってよみがえる、というものである。

つまり人間の記憶とは、脳の中だけにとどまらず、死亡と同時に物体と共に身体から離れ、別の人の脳に入るというわけである。

しかし遠い海外の人の生まれ変わりとしか思えないような事例もあり、果たして幽子がそんなに遠くまで飛んでいくものか、また100年以上前の人の生まれ変わりとしか思えないような事例もあり、そんな長期間空中に漂っているものか、なぜ子供にだけそういう現象が起こるのか、などこの説明では弱いところもある。

これは、あくまでも「人間の記憶」を「質量のある物体」という捕え方をした一つの仮説である。

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