UFOは存在しないという説の根拠

UFOを見た、あるいは宇宙人を見たという報告は世界中で膨大な数に上る。この地球という星に、我々人類が存在しているのだから、他の星にも知的生命体が存在するはずだと考えるのはごく自然な考えである。

だが、その一方で、「地球で見られるUFOや宇宙人は全て偽者(アメリカなどの大国が作ったもの)か、見間違いである」という意見もある。これはあくまでも「地球で見られる」という意味であって、宇宙人の存在そのものを否定しているという意味ではない。

この地球上に生物が誕生したのは、太陽という恒星からの距離がほどよく、水と大気に恵まれるなどの条件が奇跡的にそろったためと言われる。生命が生まれるかもしれない惑星、すなわち地球とよく似た条件を備えた惑星は、地球から27光年以内に1個、47光年以内に5個、60光年以内に10個、100光年以内に50個くらいあると予測されている。

これらの星では、確かに地球と同じような過程をたどって生命体が誕生する可能性がある。もちろん、その星の気候や重力によって形が全く違うものが誕生していることも考えられる。

地球が誕生してから40数億年。そしてその時間の中で、原始時代を含めて人類が誕生したのは約4000万年前。そして更にその中で、宇宙に飛び立てるほどの文明を持ったのはわずか100年にも満たない。

星の時間という膨大な時の中で、人類の歴史などは、ほんのまばたきほどの一瞬にしか過ぎないのである。そうした中にあって、地球に文明が成立している時期と、それらの星で文明が成立している時期が、ちょうど重なるということは極めて可能性が低い。

また、イギリスの物理学者であるホーキング博士も、宇宙人の存在そのものは否定していないが、宇宙人との接触は可能性が低いという意見を述べている。博士によれば、その星の知的生命体が、宇宙を航行するほどの科学水準に達する前に戦争や環境汚染などでその種が絶滅してしまう可能性の方が高く、そこまでの文明を持つことは出来ないのではないかという意味である。

もちろん、現在見られる宇宙人は本物であるかも知れないし、あるいはこの意見のように全てが偽者であるかも知れない。が、あれほどの目撃例や写真、実際に捕らえられた宇宙人などのことを考えると、それらを全て偽者とするのも無理のある意見のように思われる。

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