タクシーの走行距離。何キロ走ったら廃車になるのか。

自分は、現役でタクシーの運転手をしています。今年の4月、自分の担当車が老朽化で廃車になりました。入社して約7年乗った車でした。

廃車の前日に写真を撮りましたが、走行距離は73万1449kmでした。

もちろん、7年でこれだけ走ったわけではありません。自分が入社して、今後はこの車に乗るようにと言われ、担当になった時にはすでに40万kmくらい走っていました。

それから7年3ヵ月で大体33万km走った計算になります。
1日平均125kmくらいですね。

自分の勤務時間は夜だけですが、昼間は別の人が乗っていました。ただ、この昼間の人は途中で定年退職して、その後の何年かは自分しか乗っておらず、自分が休みの日には誰も乗っていませんから、全部の日付で割ったら大体これくらいになります。

とはいえ、ここは地方ですから、都会ほどは走らず、忙しかったと思える日でも自分の走行距離としては180-190kmくらいで、暇な日だったら100kmもいかない時があります。

何kmで廃車にするかは会社によって違っていて、自分が以前いたタクシー会社では、50万kmで廃車にしていました。タクシーは営業車ですから毎年車検ですので、走行距離が50万前後の車は車検に合わせて廃車になって、新しい車を買っていました。

ですが、今いる会社は基準がよく分かりません。80万km超えてる車も何台かあるようです。

廃車となった自分の担当車ですが、自分が乗っている最中に異変が起こったのは覚えている限り一回だけでした。突然ボンネットの中からガラガラガラ!と、何か金属が巻き込まれて当たっているような大きな音が聞こえ始め、びっくりしたことがあります。

幸い会社から2-3kmくらいの場所だったので、その状態のまま音をたてながら走って会社まで帰りましたが、どうにか無事たどり着いてやれやれでした。

自分の担当車のように、73万kmの車があるということは、その下の60万50万kmなどは普通に街中をいっぱい走っているということになります。

乗用車だったら10万kmと聞くと、すでにボロボロのイメージがありますが、タクシーに限らず運転の仕事をしている者であれば、走行距離10万kmと聞けば、新車という感覚です。

タクシーの車種はトヨタのコンフォートという車ですが、これはタクシー専用車両ということで、乗用車としては販売されていない車種です。
日本の車は故障が少なく、優秀だと世界的に評価されていますが、まさにそんな感じです。

会社の工場の人から聞いたところによると、何年かに一回は、内部の中の比較的痛みやすい部分とか磨耗してくる部分を定期的に換えてくれているそうです。この辺りは一般の乗用車とメンテナンスが違うところです。

今ではこのコンフォートという車種は製造中止になり、次世代は違う車種がタクシーのメインの車種になります。

コンフォートは、随分昔から、モデルチェンジはほとんど行われていないということで、いまだにバックミラーはフェンダーミラーで、窓はハンドルを回す窓です。

時々、窓の開け方が分からずにドアのロックのところをしきりに押して、窓を開けようとしている人がいます。
一応、「くるくる回す窓なんですよ。」と教えてあげますが、すでにハンドル式の窓を知らない人がいても不思議ではないですね。

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ