眉毛(まゆげ)とまつ毛の役割

女性でしたら眉毛(まゆげ)がなくて自分で書いている人もいますが、基本的には人間には目の上には眉毛と呼ばれる毛の部分が目の上に水平に生えています。

眉毛の本数は左右合計して大体1300本、長さは平均して9 mm です。

眉毛には、汗や雨がなるべく目に入らないようにする働きがあります。おでこや頭皮には汗腺が多く、夏になるとおでこからかなりの汗が流れ出て、汗をしょっちゅうハンカチで拭いたりすることは誰しも経験があることと思いますが、眉毛はこういったおでこから流れ出た汗を左右に振り分けて、目に入らないようにしています。

また、眉毛には、汗よけだけではなく日よけの効果もあります。日差しが眩(まぶ)しいと顔をしかめてしまうことはよくあることですが、この時眉毛は6mmほど前に飛び出しており、目の辺りに日陰を作っています。

また眉毛は目よりも出っ張っていますが、これには顔に何かが接して怪我をしても眉毛がクッションになって目の被害を最小限にする働きがあります。

眉毛は大体3年から4年の周期で生え変わり、その間に約2cm伸びます。ですがこの生え変わりの周期は歳をとるにつれて長くなり、高齢者になると4年以上の周期になってきます。

当然その分、眉毛も伸びますから高齢者に異常に眉毛の長い人が多いのも生え変わりの周期が長いためです。

また女性でした気にする人が多いまつ毛も目を守る役目を持っています。まつ毛の本数は上が大体150本、下が大体75本で、上まつげの方が長く、本数も多くなっています。

これは眉毛と同じく汗や雨が目に流れ落ちるのを防ぐためです。

またまつ毛はまぶたにとって異常を知らせるセンサーの役割もしています。その感度は猫やネズミが持つヒゲと同じくらい敏感です。

まつ毛の根元に当たる毛根の周囲には、様々な異変を感知する感覚神経の一つである知覚神経が集まっています。

ゴミやホコリなどの異物がまつげに触れると知覚神経が瞬時に反応してまぶたを閉じて、それらから目を守っているのです。

生物の中で顔に眉毛があるのは人間だけですが、まつ毛はラクダや馬、キリンなど哺乳類の動物の中にも見ることができます。

特にラクダのまつ毛は特徴的であり、ラクダ自体が砂漠などの乾燥地帯に生息する動物なので、砂塵から目を保護するために長くボリュームのあるまつ毛をしています。

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