辛(から)いものを大量に食べると痔になるという噂

強烈に辛いカレーやキムチなどを大量に食べると、翌日大便をした時に肛門の周辺がヒリヒリと痛むことがあります。
これは、食べ物の中に含まれていた辛味成分が分解されないまま肛門まで達し、便を出す時に肛門周辺の敏感な粘膜部分を刺激して痛みを感じるためです。

肛門に痛みを感じることから、「辛いものを食べると痔になる」とよく言われます。ですが、辛いものが直接痔の原因になるかどうかというのは、実際のところよく分かっていません。あくまでも噂の域です。

世界には、タイやベトナム、インドなど、辛いものを頻繁に食べている国があります。辛いものが痔の原因ならば、これらの国の国民は全員痔になっているということになってしまいます。

ただし、今現在、すでに痔になっている人であれば、辛いものは肛門周辺を刺激して痛みを伴うために、辛いものは好きでも小量にとどめておく方が無難です。痔を治療中あるいは痔の兆候のある人にとっては、辛いものは悪い影響があるようです。

また、辛いものといえば、食べている最中にかなり汗の汗が出てくることがあります。これもまた、体内における自然現象の一つで、体内に食べ物が入ると、消化器官は消化運動を開始しますが、トウガラシなどの激辛成分は消化器官に強い刺激を与え、消化運動をより活発にします。

この時に大量のエネルギーが使われて体内に熱が発生します。すると体は、夏に汗をかくのと同様に、体温を下げるために汗を発生させます。強烈に辛いものを食べると、胃が熱くなったような感覚になりますが、このことからも、辛いものが消化器官に多大な影響を与えていることが分かります。

また、ここからは余談になりますが、何年か前、自分は飲みに行った帰り、友人と激辛の「つけ麺」を食べに行ったことがあります。「つけ麺」とは、ラーメンの麺を、そうめんみたいにだし汁につけて食べるものです。

その店は辛さがウリで、辛さの調節は言えばしてもらえます。自分は辛いのはダメなので、当然一番下の辛さです。

ですがその友人は、食べる前に店長から

「うちの店で最高の激辛を食べて、汁まで飲んだ人はオープン以来一人しかいないよ。」

というセリフを聞いて

「じゃ、その一番の激辛でお願いします。」と注文してしまいました。

最初は面白いから勧めていたのですが、その汁を箸につけてちょっと舐めさせてもらいましたら半端じゃない辛さでした。汁が液体ではなくて半練りタイプの唐辛子の粉末そのものです。これって汁じゃないだろという感じです。

彼は
「食う!俺は絶対食う!」

と言いながら食べていましたが、途中で10分と5分の休憩をはさんで煙草を2本吸って、お茶を大量に飲んで、替え玉3つ注文して「ベロが痛い」とか「ノドが焼ける・・。」などと言いながら、涙を流して30分かけてついに汁まで全部飲み干しました。

何の意味もない挑戦に思えましたが、本人にとっては大事な意味があったんでしょう。多分翌日は肛門まわりがかなりヒリヒリ痛んだのではないかと思います。あんまり辛いものを食べると下痢になるとも言われていますので、多分下痢にもなったのではないかと思います。

店長の話によりますと、以前一番の激辛を食べた人というのは

「うわ、辛いな、これ。」

とか言いながら、普通に食べてずずっと汁を飲み干したらしいです。命がけで食べたこの彼とはレベルが違います。世の中、すごい人がいるものだと感心してしまいました。

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