人間の頭に髪の毛がある理由。

人間の頭に髪の毛があるのは当たり前といった感じがします。ですがよく考えれば人間の体は全身が薄い体毛で覆われているのに対し、頭のてっぺんだけ毛が大量に生えているというのもおかしな話です。

しかも体毛はほとんど伸びることはありませんが、髪の毛はどんどん伸びていきます。同じ体に生えている毛なのに随分と違います。
頭に髪の毛が生えている理由は以下のように考えられています。

■頭を衝撃から守る。
髪の毛が全くない頭皮では些細な衝撃でも頭の皮膚が裂けてしまいます。髪の毛があることによって髪が頭皮の水分を保ち、なおかつ弾力と柔軟性を持たせることで、何かが頭にぶつかった時でも衝撃を和らげる役割をしているのです。

■目に汗や雨などが入るのを防ぐ。
あまり大量の雨でしたら、さすがにその役目は務まりませんが、多少の汗や雨でしたらそれらが流れ落ちて目に入るのを防いでくれます。
髪の毛で防ぎ切れなかった水分は眉毛やまつ毛によって二重三重ににせき止められて目を守っているのです。

■触覚機能で危険を回避する。
我々は髪の毛の先に何かが触れただけでも敏感に感じ取ることができます。髪の毛の毛根部には高感度の知覚神経が放射線状に伸びており、わずかな刺激でも反応することができ、頭部に危険が近寄るのを察知することができます。

■毒素を体外に排出する。
体内に蓄積されたヒ素や水銀などの有害物質を髪の中に閉じ込めて、髪の毛が伸びるのと同時に体の外へ出しています。その働きは肝臓や腎臓の処理能力よりも優れていると言われています。

■紫外線を防ぐ。
太陽の光を浴びると必然的に紫外線を浴びることになりますが、紫外線は皮膚ガンや皮膚疾患や脳障害を引き起こす 原因ともなっています。
太陽の光が一番当たりやすい頭を髪の毛で覆うことによって、頭に紫外線が当たるのを防いでいます。

■高温や湿気から脳を守る。
世界中に分布する人間には直毛や巻き毛など、人種や地域によって様々な髪の質があります。これは人類が進化する過程において環境に適応した髪の質に変化してきたためです。
例えば赤道直下のように高温で日差しの強い地域は縮れ毛の人が多く住んでいます。縮れ毛はより多くの汗を蒸発させるのに効率的な髪の質となっているのです。


また髪の特徴として、臭いがつきやすいという一面があります。シャンプーのようないい匂いもつきやすいのですが、その反面飲み会に行った後、タバコの匂いや焼肉の匂いが髪についていると感じたことのある人も多いでしょう。

髪の毛は表面積が広くかつその構造が多孔質で(穴がたくさんある)のため、匂いの成分がキューティクルの間から入り込み、そこに残ってしまうのです。

髪の毛は体の疲労やストレスの影響をかなり受けると言います。疲労やストレスが増えると抜け毛も増えたりします。ヘアケアには十分な睡眠が欠かせません。

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