潰瘍性大腸炎で入院している時の生活

▼1日目

出されたパジャマに着替えて自分の部屋のベッドに横たわるとすぐに点滴が始まりました。食事はナシで、点滴が食事の代わりです。いったいどれくらい入れるんだろうと思うくらい、何本も入れました。点滴しながら寝ました。

トイレも台にぶら下がった点滴と共に入ります。
ですが、この点滴だけでもかなり楽になりました。どうにか動けるようになった感覚です。
入院中はもちろん、禁酒・禁煙です。

▼2日目
前日と同じくずっと点滴を入れっぱなしです。一本終わったらすぐに次の一本です。
食事もナシです。2日間何も食べてませんが、点滴のせいか、お腹が減ったという感覚はありません。

相変わらずの血便の下痢で、部屋に備え付けのトイレに入るのですが、自分が入ると長いので、相部屋の他の人に悪いような気がします。
これから飲む薬は4種類です。朝に一回飲みます。

▼3日目
朝の7時ごろ、入院以来ずっとしていた点滴が外されました。この日からは、入れっぱなしではなく、一日に決まった量の点滴になります。だからまだ針は刺しっぱなしです。
朝8時に、入院以来初めての食事が出ました。重湯(おもゆ)、味噌汁、ポカリスエット。重湯は、完全に液体となったお粥(かゆ)で、量もわずかです。味噌汁も具はなしです。ですから、全部液体でした。

入院中の一日としては、大体、以下のような感じでした。

06:40 お茶を持ってきてくれます。
07:00過ぎ。 看護婦さんが体温・点滴・血圧を測りに来て、大小便の回数を聞きます。
08:00 朝御飯
10:00 おやつのジュース
10:30 体温・点滴・血圧測定。点滴。
12:00 昼御飯
14:30 体温・点滴・血圧測定。お茶を持ってきてくれます。
15:00 おやつのジュース
18:00 晩ご飯
20:30までに先生が様子を見に来てくれて、現状報告をします。
22:00 消灯
06:00 灯りがつきます。

▼4日目
昼過ぎごろかろ格段に具合が良くなって、2時間くらい談話室で漫画を読みました。18時に晩飯食べてからまた談話室へ。

看護婦さんがくる時間が大体決まっているので、それ以外の時間は談話室にいることが多くなりました。
夜中は1時間半から2時間おきに目が覚めてトイレにいくような感じです。

▼5日目
夜通しお腹が痛くてあまり寝れませんでした。
点滴は相変わらず毎日です。下痢血便は1日10回くらいと、変わりません。
昼間は、朝の薬が効いているのか、かなり調子がいいです。ずっと寝ているのもしんどいので、談話室にいってぼけっと座っていたりテレビを見ることが増えました。

▼6日目
22時の消灯から6時の起床時間の間にいつも3回は目が覚めてトイレに行く感じです。大体23:30、01:30、05:30くらいです。

夜中から午前中にかけていつも腹が痛くなります。今日は10時ごろに痛み止めの薬をもらいました。
朝の薬を飲んでから再び調子が良くなり、血がほとんど混じってない回が2回ありましたが、そのあとは血が出ました。

今日、相部屋の左隣の人が退院しました。と思ったら夕方にはもう違う人が入ってきました。

それで夕方の18時くらいに、同じ相部屋の人が見舞いの人とぺちゃくちゃしゃべっていたら、その新入りが

「喋るのもいいんですけど、もうちょっと静かにして欲しいです!」

とか、怒って叫んでました。うるさそうなのが入って来たのでなんか憂鬱。

▼7日目
朝から、11時くらいまでやっぱりまだお腹が痛くなります。痛みの程度は昨日より少しましになりました。

23時ごろ、隣の新入りの機械付きの点滴がピーピー鳴り始めました。後で聞いた所によると、点滴がうまく入らなくなると機械が異常を感知して、ピーピーなり始めるそうです。

本人がいつまでもナースコールしないので、自分がしてやりました。それから寝て目が覚めたら0:30、3:00、4:30ごろです。相変わらず1間半か2時間おきに目が覚めます。

▼8日目
今日から薬が一種類増えました。朝ご飯前からのお腹の痛みは11:30ごろまでありました。これまでよりも痛みの程度は更に低いが、まだ痛いです。

今日は栄養士の人が部屋に色々と話を聞きに来ました。点滴は午前中の一本だけになりました。前の日まで1日何本入れていたか分からないくらい入れていたので随分と減りました。
昼からはこれまでで一番調子がいい感じです。散歩をしたり談話室へ行ったりしました。ですがまだ血便と下痢は続いてます。

▼9日目
朝、6:40ごろ目が覚めた時、隣の新入りに「○○さん、いびきと歯ぎしりは何とかならんですか。うるさくて寝れないんですが!ぎしりもひどいよ。」と言われました。ものすげムカつきましたが、一応「はぁ、すみません。」とは言っておきました。

夜中のトイレは22:30と5:00に下痢。小だけが21:30、01:00、03:00の3回。いつも7時くらいから11時過ぎくらいまでの間に来る腹痛は今日は更に痛みが弱くなりました。この辺りから大の出る間隔が結構長くなりました。

夕方、鼻がむずがゆく、鼻をクシュンクシュン慣らしてたら、また隣の新入りが「○○さん、ティッシュないんだったらあげましょうか。」と、いかにもうるさいという感じで嫌味を言ってきました。
「持ってますからエエです!」と、怒った言い方で言い返してやったら、それっきり返事はなかったです。

▼10日目
この日から、トイレに行っても出血はほとんどなくなりました。便はまだ完全に個体ではなくゲル状。一日3回くらいになりましたので、10数回行っていた時からすればかなり数が減りました。

▼11日目
相変わらず夜中は1時間か2時間おきに目が覚めます。夜中に起きた時トイレに3回行って、大を出すつもりで座ったら3回ともおならだけでした。

でもおならだけが出るのって大変な進歩です。完全水状態の下痢が続いている時はおならは単独では出ません。水のような便と同時におならが出ます。

最近はゲル状態の便が出るようになっているとはいえ、単独のおならはあり得ませんでした。おならは便を出す時に同時に出るからです。
ですから、乾いた単独のおならが出たということは、かなり腸の状態が正常に近づいてきたという証でもあるのです。

▼12日目
あまり寝てばかりいるのも体に悪いと思って、階段で1階まで降りて、自分のいる6階まで上がってみました。結構息が切れます。

この辺りから、看護婦さんの巡回が来ない時間帯はほとんど談話室で過ごすようになりました。
大のトイレは1日2回くらいになりました。

▼13日目
これまでで一番個体に近いものが出て、出血もありませんでした。大は23時間ぶりでした。
随分と良くなった感じです。あと3-4日くらいで退院出来るでしょうと言われました。

▼14日目
体重を計ってみると、入院してから6kg減ってました。入院の前には下痢で7kg落ちてましたから、合計で13kgの減少です。

入院してからはみるみる元気になりましたが、酒を飲まずに寝ることと、低カロリーなメニューのおかげでしょうか。

▼15日目
大の調子はよく、これまではこげ茶色のものばかりでしたが、ようやく黄色っぽいものが出るようになりました。回数は24時間で2回でした。
今後は段階的に薬を少なくしながら様子を見て、最終的には今の薬は相当減らすことになるらしいです。

隣の嫌いな奴が今日の9時ごろやっと退院したのでせいせいしました。ですが12時にはもう新しい人が隣に入ってきました。毎日何人も退院して、何人も入ってきます。
今日、刺しっぱなしだった点滴の針を完全に取ってもらいました。ようやく点滴か完全になくなりました。

ということで、入院以来、初めての風呂に入りました。これまではずっと体拭きのタオルだけだったので、風呂は久しぶりです。

▼16日目
7時ごろ看護婦さんが回って来て最後の体温・血圧などを計り、10時ごろ退院でした。ようやく家に帰ってきました。

潰瘍性大腸炎は難病に指定されていますので、特定医療費(指定難病)支給認定申請書や、その他提出するようにという書類を病院からもらっていて、それらを書く作業がまだ残っています。

家に帰って最初にしたことが煙草を吸うことでした。入院中はずっと吸ってませんでしたから、待望の煙草です。ですが一本吸ってはみたものの、その直後から猛烈な吐き気に襲われました。しかもこの吐き気、30分か40分くらい続きました。繰り返し吐き気が襲ってきて、さすがにもう吸う気になれませんでした。このまま禁煙できるかなと思ってるところです。
これからまだ5日ほど家で休んでから職場復帰する予定です。

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