一眼レフカメラの除湿剤。うちで使っているものは「水とりぞうさん」。

カメラを保管する時には除湿剤を一緒に入れておくのが一般的です。レンズやカメラにカビが生えるのを防ぐためです。

店頭でも、カメラ専用の除湿剤が販売されています。実際の店舗でもネットでも、最もよく見かけて有名なのはやはりこちらの

HAKUBA 強力乾燥剤 キングドライ 3パック KMC-33S

になるでしょう。成分は生石灰(酸化カルシウム)です。水分を吸ってくると、膨(ふく)れ上がってカチカチに固まります。そうなったら交換時です。

自分もこちらの除湿剤には長い間お世話になりました。

自分は現在では、これとは違った物を使っていて、今、うちで使っている除湿剤といえば、こちらの

オカモト 水とりぞうさん」になります。

カメラ専用の除湿剤ではありません。主にタンスや押入れのための除湿剤です。これがカメラに向いているかといえば、販売元のオカモト株式会社のサイトによりますと

「精密機器内の除湿にも使用できますか?」

→「万一転倒したり、シートが破れたりして液漏れした場合、多大な影響が出るので使わないで下さい」

と書かれてあります。多大な影響とは、液がカメラにかかった場合、そこが錆びてくるという意味ですね。
メーカーはカメラに使うことは推奨していません。

水とりぞうさんの成分は塩化カルシウムで、この粒が湿気を吸うことによって粒が溶け、下の部分に塩化カルシウム水溶液として溜まっていきます。

この液が問題で、絶対機械にかからないようにしなければなりません。

しかし、普通に扱っていれば、この中の液体が機械にかかるようなことなど、まずないように思われます。

フタの部分に当たる、この白いシートは特殊な透湿シートになっており、数ミクロン単位での小さな孔(あな)が空いていて、湿気は通しますが、液体は通さない構造になっています。

中に溜まった液体は、シートに液体を捨てる穴があって、そこにはシールが貼ってあるので、そのシールを剥(は)がして、その穴から液体を捨てます。

実際使ったことのある人でしたらお分かりでしょうが、捨てる時に、中身を全部出してきれいにしてから捨てようと、この透湿シートを指で破ろうとしても全く破れません。相当頑丈なシートです。

いつもハサミを突き刺してシートを切り、中身を出して洗ってから捨ててます。

溜まった液体が蒸発して、室内に塩分が漂い、それが錆びの原因になるという意見もネット上にはありますが、蒸発するとしても、それは水分だけです。空気中に塩が放たれていくということはありません。

ネットでは、水とりぞうさんはカメラに使わない方がいいという人もいれば、別に問題ないという人もいて、意見は分かれます。自分は使っている側です。
少なくとも2年以上はこの状態ですが、これまで錆びも何もなく、問題は起こっていません。

何より、塩化カルシウムの除湿能力は強力で、同じ質量の酸化カルシウムやシリカゲルと比較すると、10倍違うと言われています。梅雨や台風シーズンには頼りになる存在です。

これは上の写真にあるように、カメラの庫内で使った水とりぞうさんで、期間は8月27日から10月18日まで使ったものです。

溜まった水の部分がお分かりでしょうか。53日間でこれだけ溜まります。

自分は一応、思い出した時にはここの扉を開けて、どれくらい水が溜まっているかチェックしてます。一ヶ月以上見ないということはないですね。
水面が見えるので換え時も分かります。

仮に水面がいっぱいになるまで放置していると、それ以上は塩化カルシウムが溶けなくなって除湿は機能しなくなるらしいです。

捨てる時にはシートの端の方に液体を捨てるための穴がありますから、そこのシールを剥(は)がして中の液体を捨てます。

カメラに使うには意見の分かれる分かれる塩化カルシウム除湿剤「水とりぞうさん」ですが、使い方に注意して、液をこぼさないように注意していれば、使えるものです。
それに何といっても安いです。3つがつながったものが1個として売られていますが、これが200円くらいです。

また、棚に除湿剤を入れておくだけではまだ湿気が不安、という人にはドライボックスという手段があります。

HAKUBA ドライボックスNEO 5.5L スモーク 防湿庫 KMC-39

ドライボックスとは、保管用の密封できる容器で、この中に乾燥剤を入れてカメラを保存します。

3カ月に1回くらいの割合で乾燥剤は換えるのが理想で、長期の保存に向いています。あまり使わない機材であれば、ドライボックスに入れておくのが安心です。

amazon・ドライボックス

更に、機材の量が多いとか、ドライボックスよりも更に安心して保管しておきたいという人には除湿庫が頼りになります。

価格は高くなりますが、きちんと機材をカビから守ってくれます。除湿庫は電源が必要となります。電源を入れることで庫内の湿度を一定に保ってくれるのです。

amazon・除湿庫

カメラやレンズは数が増えてくると、使う頻度に差が出てきます。
どうしても「あまり使わないもの」が出てきますが、そうした機材ほど、しっかりと湿度管理をしてカビなど生やさないように注意が必要です。
自分にあった保管の仕方を見つけましょう。

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