お金がないので身体で払います。

最近ではそういう話は聞かないが、今から10年か20年くらい前には、女の子を乗せて家まで送って行くと、「私、お金を持ってないので、身体で払います。」というパターンが結構あったらしい。実際それでヤッた人間も数多いと聞く。

中には「縛って、何かでぶって。」と要求されて、ネクタイで女の手を縛り、ベルトで身体を叩いて喜ばせて帰った運転手もいるという。

かなり昔の話で、今ではまだこの業界にいるかどうかも分からない人だが、ある運転手がある夜、そういうパターンになり、ヤレると思って女の部屋に上がりこんだ。
その運転手が服を脱いでいると、突然ふすまがガラッと開き、隣の部屋から、いかにもヤクザのような男が現れ、

「わりゃ、人の女に何しとんじゃ、コラ!!」といきなり怒鳴られた。「お前、どこの会社のモンじゃ。あぁ~? こんなことしてタダで済むと思うとるんか!!」

現場を見られて言い訳のしようがない。だが、そのヤクザ風の男は運転手の方はあまり責めずに、すぐに会社の方へ苦情の電話をかけ、実際に会社に出向いて激しく責任を追求したという。

金が取れるのは、一介の運転手に言うよりも、会社を相手にした方が高額が取れるからだ。要するに最初から女もグルだったわけで、昔はこういう手口の恐喝が何件もあった。

今自分のいる市内のタクシー会社は、全社とも過去にそういう恐喝を受けた経験があるという。

自分が入社した時、ある役職者からこういう話を聞かされ、
「絶対安全パイと思ったらヤッてもいいが、ちょっとでも怪しいと思ったらヤラずに逃げるように」と言われたことがある。なかなか味な発言ではある。

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